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代謝・内分泌・免疫系の病気 「甲状腺機能障害」
2022年07月05日

■甲状腺ホルモンの分泌異常による内分泌疾患
  甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが、過剰であったり不足したりしていることによって
  起こる疾患。 過剰な場合を甲状腺機能亢進症、不足の場合を甲状腺機能低下症として区別
  する。 原因としてはバセドウ病(亢進症の原因)や橋本病(低下症の原因)などの自己免
  疫疾患や、ヨウ素摂取過不足がある。また、何らかの疾患で甲状腺を摘出したり、放射線で
  甲状腺機能廃絶したことで甲状腺機能低下症が生じる。

◇症状◇
  【甲状腺機能亢進症】●甲状腺腫●頻脈●動悸●息切れ●疲労感●発汗過多●体重減少
   ●眼球突出(バセドウ病による)
  【甲状腺機能低下症】●びまん性甲状腺の腫大●疲労感●倦怠感●気力の低下●皮膚の乾燥
   ●冷感●体重増加●便秘●過多月経●むくみ●脱毛●声のかすれ(嗄声)

◇治療法◇
   ●薬物療法 甲状腺ホルモンの分泌抑制あるいは代謝促進を図る。
    甲状腺機能亢進症では、放射線ヨードを投与することもある
   ●食事指導 甲状腺ホルモンの産生にかかわるヨードを含む食品を、
    亢進症ならば抑制し、低下症では補給するようにする

★高齢者には注意が必要です★
   ①甲状腺機能亢進症では、体重減少と疲労感が最多とされる
   ②甲状腺機能低下症では、物忘れや錯乱など認知症を思わせる症状が出現することもある

☑アセスメントのポイント
   ●服薬状況の確認
   ●1日の活動状況はどうか
   ●甲状腺機能障害以外の疾患はあるか

🌸ケアプラン作成のツボ🌸
  今後の見通しと支援
    甲状腺機能亢進症では、適切な薬物治療を行っていれば、甲状腺の機能が著しく
    亢進している場合を除いて、疾患に伴う生活上の制限や厳しい食事制限はありません。
    十分な栄養と休息でストレスをためないよう支援しましょう。
   
  日常生活の留意点
    ●甲状腺機能が亢進している間は、心臓に負担がかかるため、
     ある程度活動を制限する必要があります
    ●十分な睡眠や休養を摂り、ストレスをためないようにします
    ●甲状腺機能に悪影響を与えますので禁煙をすすめましょう
    ●ヨードの過剰摂取は甲状腺の機能を弱めることがあります。
    甲状腺機能低下症でも、昆布などヨードを多く含む食事の摂りすぎには注意します
    ●薬物治療は重要です。しっかりと服薬ができるよう支援しましょう
    ●高齢者では認知症が現れることがあります。治療により改善しますので、
    アルツハイマー型認知症などと間違えないよう注意します

 副作用・治療の影響
    甲状腺機能低下症では、肝機能障害を起こす頻度が上がり、
    また薬物の副作用により肝機能低下が起こることがある

    
  

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