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消化器系の病気 「肝炎・肝硬変」
2023年01月10日

■主にウイルス感染による肝疾患
  何らかの原因で肝臓に炎症が起きるのが肝炎、慢性化して肝炎による傷を治す線維(コラー
  ゲン)が肝臓全体に広がり、状態が悪くなったのが肝硬変。多くはウイルス感染による(A
  型~E型の5種類)とされるが過度の飲酒、薬剤の服用、アレルギーや自己免疫異常なども
  原因。肝硬変自体を治療する薬剤はほぼなく、対症療法が主体。

◇症状◇
  【肝炎】●発熱●黄疸●吐き気●食欲不振●腹痛など
  【肝炎重篤時】●全身倦怠感●意識障害●肝硬変・肝がん移行など
  【肝硬変】●黄疸●腹水●くも状血管腫(首、胸、頬の斑点)●食道静脈瘤など

◇治療法◇
   薬物療法:病状に応じてアルブミン製剤、インターフェロン、利尿薬などの投与
   腹水穿刺療法:食道静脈瘤に硬化剤を注入して縮小
   肝移植:肝硬変への薬物治療が奏功しない場合に検討

★高齢者には注意が必要です★
    ①C型肝炎では病状の進行が速く、肝がんとなりやすい
    ②インターフェロンによる抗ウイルス療法は、高齢者では副作用が強いため注意が必要

☑アセスメントのポイント
   ●食事制限はあるか

   ●治療内容について理解しているか

   ●禁酒はできているか

🌸ケアプラン作成のツボ🌸
  今後の見通しと支援
    慢性肝炎が続くと、一部は肝硬変となり、さらに進行して肝不全となる。
    高齢者では肝細胞がんを合併することもある。重症化しないための生活管理が重要

  日常生活の留意点
    ●飲酒は急性肝炎では厳禁。喫煙も控える
    ●食事はエネルギー量や栄養バランスに配慮。腹水がある場合には塩分の、
    肝性脳症ではたんぱく質の制限がある。
    ●肝臓に鉄分が溜まりやすいため、慢性肝炎や肝硬変では医師の指示のもと、
    鉄分を控える。
    ●散歩、水中運動などの適度な運動(急性肝炎では安静)
    ●肝硬変では、就寝前に軽く夜食を摂り、夜間の栄養不足を防ぐ。
    ●肝性脳症では、認知症のような症状や、羽ばたき振戦がみられる。最終的には昏睡状
    態となる。早期の受診が必要。

  医療連携のポイント
    ●日常生活上の制限
    ●急変時の対応
  
  副作用・治療の影響
    C型肝炎のインターフェロンによる治療は、発熱などの副作用が出やすくなる。
    まれに間質性肺炎、抑うつ状態(自殺念慮)などを起こす

◇使える制度◇
  B型・C型肝炎のインターフェロン治療に対する医療費助成制度
  医療保険による訪問マッサージ



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