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腎・泌尿器系の病気 「神経因性膀胱」
2023年05月12日

■神経の不調で蓄尿・排尿に不具合をきたす状態
  膀胱・尿路を制御する大脳、脊髄、末梢神経の経路のいずれかに障害が起こる疾患。その結
  果、尿意がありながら尿がでなかったり、排尿を我慢できずに失禁してしまったりと、蓄尿
  と排尿が困難になる。膀胱炎、腎機能低下などの合併症を起こすこともある。
  主な原因としては、脳血管障害、認知症、パーキンソン病、頭部外傷、多発性硬化症、脊髄
  小脳変性症、脊髄損傷、糖尿病性神経症、腰椎椎間板ヘルニアなどが挙げられる。子宮がん
  や直腸がんなどに対して行う骨盤腔内手術も原因となることがある。

◇症状◇
  ●頻尿●尿失禁●排尿困難(排尿しにくい)●尿閉(尿が膀胱にたまっているにもかかわら
  ず、排尿できない)
  
◇治療法◇
  薬物療法 症状を起こしている元の疾患により薬剤は異なるものの、投薬による治療が基
  本となる。蓄尿機能障害(尿失禁や尿意の切迫感が強い)の場合は排尿筋の収縮に対して
  抑制作用のある薬剤、排尿障害があり残尿が多い場合には排尿を促進する薬剤などが選択
  される。
  ●排尿訓練 排尿障害があり残尿が多い場合には、手で圧迫して排尿するためのトレーニ
  ングなども行われる

★高齢者には注意が必要です★
  ①機能性尿失禁、膀胱、尿道の異常による失禁の可能性もあるので注意が必要
  ②軽症例では原因不明なことも多い


☑アセスメントのポイント
  ●原因となっている疾患は何か、薬の服用状況
  ●1日の排尿回数、排尿間隔、排尿環境はどうか
  ●感染症や前立腺肥大の合併はないか

🌸ケアプラン作成のツボ🌸
  今後の見通しと支援
   神経因性膀胱を放置しておくと、膀胱炎などの尿路感染症や腎臓の機能障害を引き起こ
   します。排尿機能の評価を行い、最小限の介助で、自力で排尿を行うことを目指します
   。


  日常生活の留意点
   ●排尿日誌をつけるなど排尿回数の確認を行い、排尿指導を行います
   ●水分はしっかり摂るようにします
   ●医療との連携で排尿リハビリテーションを実施します
   ●生活が不活発にならないよう、早期からの離床を心がけます
   ●自己導尿や膀胱留置カテーテルを行う場合は、感染症を防ぐために
   清潔操作が重要となります

  医療連携のポイント
   ●排尿リハビリテーションの評価
   ●自己導尿などの実施についての情報を得る

  副作用・治療の影響
   抗コリン薬の使用では、口渇、便秘、吐き気などが現れる場合がある。
   緑内障の人では症状が悪化することがある  






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