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消化器系の病気 「逆流性食道炎(胃食道逆流症)」
2023年10月27日

■食の欧米化と高齢化によって増加する食道の炎症
  逆流性食道炎は、強い酸性の胃液や、胃で消化される途中の食物が食道に逆流して、そこに
  とどまるために、食道が炎症を起こし、胸やけや胸の痛みなどさまざまな症状が生じる病気
  です。逆流を反復することで、炎症が潰瘍や粘膜のただれに悪化していく。原因としては、
  加齢による下部食道括約筋の機能低下、胃の内圧上昇(前屈姿勢、肥満、腹部の過度の締め
  付け、食べ過ぎなどによるもの)、高たんぱく食、高脂質食、飲酒、喫煙、ストレスなどが
  挙げられる。薬物療法によって比較的短期間で症状は改善するが、根本的な原因を改めなけ
  れば再発も多く、生活習慣の改善も含めた長期的な治療が必要。

◇症状◇
  ●呑酸(胃酸が過剰に分泌され、口の中に逆流してくること)●胸やけ●胃もたれ●吐き気
  ●喉の不快感●咳・痰●腹部膨満感●食べ物が飲み込みにくい●食欲不振●上腹部通●胸痛
  ●声が枯れる、

◇治療法◇
  ●薬物療法 胃酸の分泌を抑制する薬剤を中心に、胃酸を中和する薬剤や、粘膜を保護する
  薬剤も併用
  ●食事療法 飲酒・喫煙の抑制 脂質、たんぱく質、糖分。カフェイン、香辛料、アルコー
  ルなどは避け、喫煙も控える 食事後すぐに横にならない

★高齢者には注意が必要です★
  ①骨粗鬆症のために後湾症(背中や腰が曲がる)になると消化管が圧迫されて逆流性食道炎
  となる可能性が高い
  ②明確な症状が出ず、重症化してから発見される例もある

☑アセスメントのポイント
  ●逆流性食道炎となった原因は何か
  ●食事内容、食事のしかた、食事時間はどうか
  ●服薬状況はどうか

🌸ケアプラン作成のツボ🌸
  今後の見通しと支援
   自覚症状がなくなっても、再発しやすいため、生活習慣と食事に気を付け、
   医師の処方箋通りに薬を服用することが大切
  
  日常生活の留意点
   ●脂肪分の多い食べもの、甘いもの、柑橘類、コーヒー・紅茶、香辛料、
   アルコール類、喫煙は逆流を起こしやすいため避ける
   ●腹八分目におさめます。早食い、暴飲暴食は厳禁
   ●食後はすぐ横にならない。夕食は就寝の2~4時間前に摂る
   ●ベルトでお腹を締め付ける、重いものを持つ、前かがみの姿勢など、
   腹圧が高まるような動作や姿勢を避ける
   ●寝るときに枕を高くしたり、上体を少しあげるようにします。
   身体を右下にする姿勢も有効

  医療連携のポイント
   ●継続的な通院
   ●胸やけの症状が強い場合は主治医に相談


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